開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)ってなに?
開封シールはどんな時に効果的?
開封シールを作る時に気をつける事は?
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
1. 開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)ってどんなシール?
開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)とは、開封されたことがわかるシールのことです。
封書・商品パッケージ・包装などの開封口に貼り、開封部を固定させる役割や中身の盗難などを防ぐ効果があります。
2.用途によって使い分け!
開封部を固定するためだけに使用する場合、素材は透明無地、形状は円形・楕円形のものが多く使用されています。
ロゴの印刷をすることでオリジナル性を出すこともできます。素材は、透明以外に白・金・銀など、どんなシール素材でも作成できます。
形状もご用途に合わせどんな形でも可能です。
デザイン機能・表示機能・封印機能を兼ね合わせたシール1枚で容器部分と蓋部分を止めているものも見かけます。シールを1枚にまとめることでコスト削減にも繋がります。
ミシン目を入れておくと、開封が容易になります。
セキュリティ効果を必要とする場合は、シール貼付部に文字が残る素材や貼り直しができない素材、ホログラム素材(お札やクレジットカードにも使用されています)などを使用します。
シール貼付部に文字が残り商品が汚れてしまうのを防ぎたい場合はシールを剥がすとシール自体に文字が浮き出る効果のある素材が適しています。
貼り直しが出来ない効果のある脆質素材は高価のため、一般的な紙素材と切り込み加工で貼り直しが出来ない効果を出す方法もあります。
ご使用用途に合わせ、素材・形状を選び使い分けてください。
3. 開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)を作るためのポイント
ご使用用途によって素材を選ぶことが重要なポイントです。
素材によって価格が大きく異なりますので、ご使用用途とご予算に合わせ依頼先へご相談されることをお勧めします。
素材の厚みが幾つかありますので、貼付場所に合うものを選んでもらってください。薄手のものは、曲面への貼付に向いていますが、貼りにくく作業効率が悪いです。
厚手のものは、曲面への貼付に不向きですが、貼りやすく作業効率が良いです。
シール貼付を手貼り・機械貼りのどちらでやるかによってシールの仕上げ形状が異なります。
機械貼りの場合は、機械でシールを感知するマークが必要になることがあります。
依頼先へ、貼付方法・仕上げ形状の希望を伝えて作業効率の良い形状に仕上げて貰ってください。
素材選びに失敗しないためには、事前に依頼先より材質サンプルを貰い貼付テストをされると良いと思います。
シールを貼る時は、貼付部が汚れていたり、水・油・離型剤が付いていますと粘着力が低下しますので、汚れなどを拭き取り、十分に圧着してください。
シールは、貼付後おおよそ24時間程度で粘着力が安定すると言われています。
4.自作は可能?
量販店・通販などで、既製品を販売しています。
必要数が少量で既製品の仕様・サイズで貼付に問題がないようでしたら、そちらを使用された方がコストを抑えることができる場合がございます。
- 既製品では販売していない素材を使用したい
- オリジナル性を持たせたい
- シールが大量に必要
- 仕上げ形状にこだわりがある
などのご希望がある場合は、自作せず印刷会社へお願いすることをお勧めします。
5.価格はどの程度?
使用材質・印刷内容・印刷枚数などによって価格が変わりますので、見積を立ててみるのがわかりやすい手段になります。
セキュリティ効果を兼ね備えた素材をご使用される場合は高額になる傾向がございます。
6.どのくらいの期間で作れるのか?
だいたい10日程度で作製出来ますが、その時の依頼先の状況にもよるので期間は前後することがあります。
特殊紙を選定されたり・特殊加工を必要する場合は、製作に時間を要する場合がありますので、依頼先へ確認をしてください。
7.まとめ
開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)についてお役立ちできたでしょうか?
使用用途に合った仕様を選んで効果的な開封シール(バージンシール、封印シール、セキュリティシール、封緘シール)を作ってくださいね。
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